子育て日記

シュナウザーの子育てを通して感じたことなどを綴ります。

12/29/2006

末っ子Lala-2

              2005年 04/24 シュナウザーフェスティバル(千葉夢牧場)

 Lalaは、産まれた時の体重は100gでした。普通の新生児は150-180gぐらいで産まれると聞いていましたが、そのなんと小さいことか。
 断尾と同時に狼爪も切ったことで、成長が遅れました。断尾の数日後にはしゃっくりが止まらなくて死にかけました。そんなこんなで、一番手を掛けましたし、最も甘やかされて育ちました。
 同じ日に産まれたJr.と比較すると、雌雄の差はあるにしても、ほぼ半分の大きさしかありません。あんまり小さいので " トイ・シュナウザー " と言われる程です。勿論 " トイ "というカテゴリーはありませんが。
 甘やかされて育った割にはJr.程甘えん坊でもなく、一人でポツネンとしていることの方が多いように思います。他の2匹が私達の膝を奪い合うような時でも、声を掛けなければ私達のところへは来ません。むしろ、猫の性格に近いぐらいです。そして、自分から膝に乗ってきた時などに、他のが近づいて来ると「私が先よ」と威嚇します。これが、甘やかされた証拠のようです。
 

12/27/2006

末っ子Lala

                     2005年02/26 Lala8ヶ月

 末っ子のLalaは今ではDocとそっくりの顔立ちになりました。
 ですが、親子と言っても何もかもが似るわけでもなく、3匹は夫々違った性格で、やることなすこと、とても面白いものです。
 Lalaは小さいこともありますが、Jr.程 毛が多くもなく、Docのように細くもないので、ドライヤーをかけ易く、短時間で乾燥させられます。散歩の後始末が一番やりやすいのです。Docは細い毛が密集していて、いつまでも乾きません。Jr.はふわふわの毛が多くてこれまた乾燥しにくいのです。その代わりと言っては変ですが、仕上がりが一番立派になります。
 Lalaは体が柔らかくしなやかなので、ドライヤーがけしながらアクロバティックな姿勢をとったりします。台の上で、コテっと横になり、片手片足を上げてスリッカーブラシをかけてもらいます。
 Lalaに限らず、お腹をブラッシングするのは気持ち良さそうにしています。それに、顎の下と耳の後は3匹ともうっとりしています。

12/19/2006

Doctor Jr.のこと-4

                     2006年 09/22 ドッグランで

 床齧りは冤罪と、夫から指摘がありました。目撃情報に拠れば、Lalaが真犯人らしいです。
 しかし、Jr.は冤罪でも構わず、やっぱりそこいら中を齧りまくりました。そして、今もこうして齧りまくりです。
 公園のなだらかな丘の斜面を切り拓いて笹竹などを除去して広場にしたところをフェンスで囲い、ランにしてあります。雨が降れば泥んこになりますし、木の枝などが落ちていればガシガジと齧ってしまいます。でも、土のにおいは 人にとっても犬にとっても良いもので、ここではJr.もLalaも気兼ねなく齧りまわっています。

12/15/2006

Doctor Jr.のこと-3

          2006年 02/12 トリミングしたばかりのJr.

 仔たちの始めてのトリミングは2004年の9月でしたから、3ヶ月半ぐらいだったと思います。それまでクシャクシャのモップのような犬達が綺麗なシュナカットで、見違えるようになったのは素晴らしい出来事でした。でも、何だかJr.の顔だけが他の2匹とどこと無く違って見えるのです。
 鼻がDocより長いんだとか、耳が垂れてるから・・といろいろな理由を見出そうとしていたのですが、よくよく観察してみると、妙に唇がくっきりとしているのです。
 Docは、ちゃんと開けばそれなりの大きさの口ですが、普段 少し暑さを感じて舌を出してもわずかに先がちょっと見える程度で、閉じている時には髭に隠れて殆ど見えません。
 6ヶ月経ったその年の暮にジョーカーで店長にトリミングしてもらった折、口の中や歯の状態、骨格など隈なくチェックしてくれました。(獣医でもそんなことしなかったような・・、もしくは聞かなかっただけかな)
 トリミングを終えて、店長の曰く、" アンダーバイトと言って受け口なんですね "・・・・どおりで上手に床を削っている訳だー。
 と、そこまでは良かったのですが、どうやら左下の牙が外に跳ねだしてもいるのです。
 すっかり成長した今では、口を閉じていても少しはにかんで、にっと 笑っているような顔に見えます。
 「歯列矯正すれば良かったかなー」と夫が言います。(出来るんでしょうかね・・・)

12/13/2006

Doctor Jr.のこと-2

                    2006年 02/15 ドッグランで

 母犬がDoctorと名付けられたので(出来心としか言いようのない、思いつきで)、仔犬達の名前に困ってしまいました。と言っても困っていたのは夫だけですが。
 "Doctor"に関する名前にどうしてもしたかったようです。私はと言うと、可愛い名前ばかり考えていました。どちらにも困ったものです。
 男の子は、これはもう、ジュニアしかないねー。女の子はラーラはどうかなー。" ドクトルジバゴ " のテーマミュージックが好きなんだけど・・。
 と、夫が決めました。
 Jr.はそんなわけで、正確にはドクタージュニアと言います。本来なら父親から息子に付けられるようですが、うちの「ドクター」はしょっちゅう男の子と間違われるので、よしとしました。
 わずか130gで生まれて、すくすくと成長し、いつの間にか誰よりも大きくなって、Docと順位争いまでするようになりました。ちょうど生後7,8ヶ月から1歳半ぐらいまでの時が一番激しかったと思います。
 自分の力の強さを自覚出来るようになると、自然と群れの順位を明確にしようとする目に見えない力と言うか、摂理のようなものが働くのだと思われます。
 私達は、何があってもDocを一番に扱い、Jr.はいつも最後にしていますから、表向きはDocを立てているようにも見えます。一旦うちの外へ出ると、DocもJr.を立てているように感じることがあり、犬の社会も、人との共生にバランスをとっているかのようです。
 

12/12/2006

Doctor Jr.のこと

                 2005年01/01 幼い顔立ちが愛らしい(親バカです)

 7ヶ月になった子供たちは、素直でとても良い子・・・と言いたいところですが、Jr.は興奮しやすい性質らしく、散歩に出たとたん、ハーハー、ゼーゼーとリードを強く引いて、リーダーウォークの訓練なんか知ったこっちゃなーい、となってしまいます。家にいる時には想像もつかないほどの変わり様なのです。
 おっとりがたなの長男という表現がぴったりのJr.ですが、散歩の仕度を始めるとすぐ、「お散歩、お散歩、早く、早く」 って感じになってしまいます。そしてやっぱり涎が多くなってきます。
 こればっかりは未だに完全には直しきれません。いつもリーダーウォークの訓練をしながら散歩に出て、その時だけはとても良く言うことを聞きます。残念なことに、身につかないと言ったところです。
 おかげで一緒にいるLalaまでぐいぐいと引っ張ってくれます。途中で時々お会いするお散歩友達の方から「2頭立ての馬車だねー。」と言われる始末です。
 気長に躾けて行くしかなさそうです。

12/04/2006

仔犬達のいたずら


  新しい住いに移って初めての新年を3匹の犬たちと迎えた。今では14階建のマンションになっている工事現場と夕日。 2005年01/01
 
 Docも新しい家と子供達と幸せなら良いのですが・・。

 2匹の仔犬達は7ヶ月になって、躾もまあ合格かというところまで来ましたが、とっても困ることがありました。
 Lalaの齧り癖が激しいのです。何処といわずとにかくあっちこっちを齧りまくって、とうとう壁に穴を空ける始末。勿論、一人Lalaだけの所為ではありません。Jr.はアンダーバイトと言って言うところの受け口なんです。それで平らなところでもガジガジと齧って、フローリングの床に穴でも掘る勢いでした。
 齧りそうなところはいろんな障害物を置いて歯止めをかけようと散々努力しましたが、どんなことをしても結局はだめでした。
 ビニルクロスを貼った壁は見事にビリビリと破きましたし、カーペットの糸を引き出してボロボロにはするし、そこらにある本でも新聞でも噛めるものなら何でも、と言った具合です。
 だからと言ってDocが止める訳でもありませんから、Docを叱るわけにもいかず、困り果てていました。そんな時のDocは、『私じゃないよー』という顔してました。
 今にして思えば、これも一過性の悪戯ではありましたが・・。