
2007年01/08 近くの公園でJr. &Lala
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2008年04/08 ソメイヨシノが咲き始めたころ
我が家の3匹が散歩に出て、時折お会いする飼い主さんと老齢のトイプードルがいました。
歯は既に無く、耳も聞こえず目も定かでは無いのに、元気でご飯もよく食べるのよーと歩かせたり抱っこしたりして散歩させておられました。
そのワンちゃんはメグちゃんと言って、3月の初め 17歳と2ヶ月の天寿を全うしましたと、昨日お聞きしました。
2,3日前から死期が近いと思われた飼い主さんはずっと抱いて看病していました。
その日、朝の5時半頃、「ヒューッ」とか細い声を出して薄目を開けたそうです。それが別れの挨拶だったと後で判りました。
亡くなったのが判らないくらい静かな最後でした。そのままタオルで包み抱っこして、いつも歩く散歩道を泣きながら歩いたそうです。「いつも歩いた道だよ」と話かけながら。
その後の1週間は食事も喉を通らず泣き暮らしたそうです。
今は、メグも私も幸せだったと考えられるようになりました、と言っておられました。
「犬を見ると辛くなるからと散歩も出来ないと思っていたところ、この頃桜を見ながらメグと一緒に歩いています、と。
メグちゃん有難う、という気持ちで一杯です。ただ寂しいです。」
飼主の腕の中で最後の挨拶をしたメグちゃんは飼い主さんに感謝の気持ちを伝えたのだと思います。 よいお話をお聞きしました。
ラベル: 家族