子育て日記

シュナウザーの子育てを通して感じたことなどを綴ります。

9/14/2006

Doc-出産準備

                     2004年05/30 アカンサスの花
 
 出産の準備の最初は、産室を設けることでした。産室に慣れさせるために、予定日より、10日以上前には準備しておく必要がありました。近所のスーパーから縦50cm、横60cm程度のダンボール箱をもらい、高さを10cmぐらいに切り(大きなお腹が触れないよう、出入り口だけ5cm位に低くしてあります)、切り口の始末をして、中にはバスタオルをたたんで敷いた上に、縦に細く裂いた新聞紙を敷き詰めます。一頭生まれる度に、汚れた新聞紙を取替え、綺麗な産室にしてやる為です。私のベッドの脇にケージを組み立てて、中に置くことにしました。タオル類もたくさん用意しました。
 心配なのは、神経質になっているDocが産室に入ってくれるかどうかでしたが、意外にも何の疑問も感じることなく、すんなりその気になったようです。出産が近づくと、産室となる場所を求めてウロウロすると聞いてましたが、それも無かったように思います。
 夏でも湯たんぽは必要とのことで、薬局を2軒ほど探して買い求めました。頭数が多いと母乳が不足することもあり、粉ミルク、哺乳器、体重測定の為の目盛の細かいスケールも必要でした。あれこれ探しましたが、2kgまでのキッチンスケールにしました。その他、ガーゼ、はさみ、木綿糸、ビニール袋などです。
 Docが見て頂いていた獣医はチャンピオン犬を輩出するほどのシュナのブリーディングも趣味でされており、出産の記録ビデオを貸してくれました。さらに、出産に際して医師と連絡が取れるよう、携帯電話と、救急医療センターの電話番号を控えて医師から渡されていました。
 毎日2度検温していました。大体38℃が平熱で37-36℃に下がると24時間以内に分娩が始まると、本には書いてありました。
 Docは6月8日朝、体温が下がったのです。交配から62日目でした。ちょうどその頃仮住まいのヴァルコニーで、アカンサスの花が咲いていました。

1 Comments:

At 5:37 午後, Blogger Docmama said...

ach soさん、こんにちわ。
おかしいと思うのは、手を掛けすぎということでしょうか。多分かけすぎなんでしょうね。
今ではお座敷犬と化したワンちゃんたちは、人の手を借りずに、自然には生きて行けないのかも知れません。野良犬にでもなれば、自分だけの力で生き延びなくてはいけませんから、こんなに過保護状態にはなりませんよね。
こうした過保護な状態は人の都合の良いように飼育しているからなんだと私は解釈しています。全ては飼い主の自己満足と言っても良いとさえ思われます。
が、こうして生まれた当の犬がお産の為に人の手助けなしに出産するともまた思えません。段々自然な状態ではなくなるわけです。

 

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