子育て日記

シュナウザーの子育てを通して感じたことなどを綴ります。

11/08/2006

Hannaのこと

               2004年 11/06 トリミング後一ヶ月半の縫ぐるみ犬

 ドクター一家の滑り出しは好調というには程遠い様子でした。何より、環境の変化にトイレの躾が逆戻りしてしまったからです。あちこちで粗相はする、壁はガジガジと齧るはで、夫も朝から不機嫌になっていました。私は自分に、しばらくは我慢、我慢と言い聞かせたりしていました。

 11月の初めにHannaの嫁ぎ先のNさんと会う機会があって、その後の様子など聞くことが出来ました。名前は「美」・メイ・となりました。
 前にも書きましたが、先住犬の海君はその時6歳の男の子でしたから、飼い主のNさんにとっては、初めての女の子でした。勝手がわからず、苦労するだろうとご本人も考えていたようでしたが、意に反して全く困らずにいるらしいのです。確かに連れ帰った後2,3日はトイレの失敗があったようでしたが、すぐに慣れて失敗しなくなったと言うのです。・・うちのはどうしたの・・聞いていて不安になってしまうほどでした。
 2回目のワクチン接種時に獣医に連れて行くと、"美人さんだねー"と言われたと、とても自慢げに話してくれました。少し面映い思いがしたものです。
 先住犬の海君はとても神経質な子で、友人の犬を幾日か預かったりすると、すぐに下痢をして、落ち着きが無くなり、病気勝ちになってしまうらしいと聞いていましたので、メイちゃんとうまくやって行かれるか、少し気になっていました。ところが、どうしたことか海君はいそいそとメイちゃんの面倒を見て、焼餅などは焼かなかったらしいのです。
 2匹と散歩に出た時、他の犬に怯えてメイちゃんがすくんでしまったりすると、海君がメイちゃんの前に立ちはだかる様にして、かばうのだそうです。海君にとって、Nさんと、Nさんの家族と、そしてメイちゃんとは群れのメンバーとして認識しているということでしょうか。
 Nさんは、とても幸せそうでした。