子育て日記

シュナウザーの子育てを通して感じたことなどを綴ります。

8/18/2006

亡くなった母とDoc-2

                      2003年01/03 初詣

 母( この時80歳でした )のためにと飼うことにしたDocでしたが、初めのうちは扱い方が分からず、散歩は夫、日常的な世話は私がやっていました。お互い( Docと母・私達 ) に慣れて、散歩も毎日の生活もリズムが刻めるようになると、今度はDocがリードを強く引き、高齢者には一人で散歩に出すのはちょっと無理かしらと思われるようになりました。結局散歩は夫ということになり、母は日中の自分の生活の中でDocと接する方を選びました。時々みんなで出かける時や、夫の帰りに合わせて駅までお迎えに行く時 ( 勿論これは母とDocの散歩の口実 ) などに、リードを持ってみたりもしましたが、やはり引く力は相当なもので、既に足腰の覚束なくなった人には無理だったようです。でも、そんな散歩をとても楽しんでくれ、Docの歩きの速さに置いていかれる事があっても、一緒に居られることを喜んでいました。
 リーダーウォークなどと言う訓練もやっと始めたばかりのワンコは、外に出る嬉しさに飛び跳ね、走り、と全身で表現できるパフォーマンスをなんら悩むことなく楽しんでいましたが、母の遅れてくる姿を " お座り " で母の方を見つめて待っているのを見るのは少し誇らしくもありました。